令和元年6月15日

基本稽古。

 

 実際のところ、じれたかったり、面倒だったりするのかもしれない。活発に動き回りたい年齢でもあろう。だが、あくまでも基本を大事にしたく、このあたりが出来ずして…とも思え、また、自らと向き合うべくの稽古は基本だろうと思う。もちろん組手稽古とて行うが、気付けば買った負けたに気が向き、至るはそれしかなくなりもする。勝ち負けならば、やはり勝つ方が良いのだろう。しかし、経験、学びといった面に於いて、どれだけのことが…とも考える。

 

 時に迷いもし、要望に応えるべくとも悩む。だが、基本が出来ずして…と考えは戻りもする。様々な道場、様々な考え方がある中で、何を大事にし、何を全うするか、今一度、冷静に思考を巡らせたく、時を作ろうと思う。