令和元年9月28日

 スポーツの秋なれば、武道の秋ともなる。体を動かしやすい時期となり、稽古にも身が入る。日頃は子供たちの指導側になることが多く、時間を気にせずに稽古をすることが難しい。その為、稽古後の僅かな時間を利用して組手稽古をする。

 

 限られた時間の中で少しでも有意義な時間となればと欲すも、小さな子供達には遊ぶことの方が楽しくて、気が散ってしまうことも多々ある。意欲的な姿勢に向けるべく、言葉と時間を費やすも、思うようにならないこともあって、その部分では時に頭を抱えることもありはするが、少なからずは休まずに来ることも大切であり、その上で有効な稽古内容になればと思う。また、上手く誘導できぬは、こちらの力量の不足であろうと省みる。

 

大人の稽古。それが「やってみせて」ということの意味として子供たちの目に写ればと願いもする。