令和元年10月5日

新しい形を覚えるべく、見よう見まねで練習をする。何度も何度も間違えてはやり直す。覚えてほしいからこそ熱心にもなるが、出来ぬ場合の継続か否かに迷う。潤沢な時間がある訳ではないから、少しでも…と思うも、出来ないという気持ちを深めてしまうこともある。だからといって簡単にやめてしまっては覚えるまでに時間を要し、実に悩ましい。

 

だが、すべてを完璧にすればよいということでもないのだろうと考える。これまでにも綴っていたが、何はもとより続けることの難しさ、続けることの素晴らしさを知ってほしく、続けた続けられたということを自信にしてほしい。これから様々な困難と出くわすことにもなると思うのだが、その際、頑張った自分を思い出して克服されたい。

 

平凡で繰り返しとなる稽古ながら、こんな思いを胸に込めつつ、熱く子供達と向き合いたいと思っている。