令和6年6月1日

 毎週土曜日に二時間の稽古を行う。一週間は長いようであっという間に過ぎ、気付けば週末になる。そして、夜に稽古を行うのだが、この二時間とてあっという間に過ぎる。しかし、この二時間が掛け替えのない時間となり、過ぎれば思いのほか疲労している。その最もは、より多くのことを伝えたく、より内容のある時間とし、怪我無く終え、誰もが充実感、更には、達成感を持てたらと…

 

 実際のところ、どれだけのことを成し得たのか不確かであり、ただ時間を過ごすこともあるのかも知れない。多くの習い事をする中で、その一つであろうと認識するも、出来る限りのことをとつい欲張ってしまう。その結果、過剰な熱意によって、意欲を出させるどころか、逆に元気をなくさせてしまうのではないかという不安が頭をもたげ、このあたりが目下の課題でもある。

 

 しかしだ、気付けば成長し、これまでに見なかった表情を見せもするから驚く。子ども達においては、これから成長するにあたり、一時のことであろうも、共に稽古に励んだ時間が何らかの力になれよと期待するは懇願もする。どれだけのことが出来ようか!考えたところで結論は見ない。よって、当方とて懸命に励むしかなく、指導者によくあるような口先だけといった姿にはならぬようにと意を決す。

 

 共に精進して参ろうぞ!!