令和6年11月16日

 これまで市の大会などに参加し、徐々に手応えを感じているところではありますが、今回、初の試みとしまして、道場内での大会を行いました。その理由としましては、大きな大会に参加するまでは至らずも、その雰囲気を体験されたく、また、適度な緊張感によって、日頃の稽古においての姿勢が変わればと思います。

 

 また、共に稽古をするも、互いにはライバルであれと口にしますが、それを実感するは難しいように思え、どこか友達の雰囲気のままに見て取れました。無論、通う学校が異なれば、この場にて会うは一つの機会であり、友達としてというのもよいと考えます。しかし、稽古となれば、やはり身を入れた振る舞いであってほしく、そのような気構えを持てる機会になればと考えます。

 

 時間の関係より形と組手を分けて行うことにいたしましたが、無事に形の部を終えました。いざ始まるや、張り詰めた空気感ともなり、真剣な眼差しを目にするに、開催して良かったと思いました。実際には諸事情により、日程の変更があれば、この時期だから故の体調不良など、いくつかの支障に見舞われ、頭を抱えることにもなりましたが、何はともあれ、相応の成果になればと思うところです。

 

 月末には組手を行います。全員参加で怪我無く!これが今回の目標ですが、日頃の稽古では得られない機会になります。笑顔ばかりではなく、涙も伴いますが、流せる涙は頑張っていた証であろうと思います。事実上、全員が笑顔というのは無理です。その為、何人かは悔しい思いを与えることにもなりますが、それが先の笑顔になればと願うところです。